製商品情報

低誘電接着ポリイミドスピクセリア® NAシリーズ

超高耐熱溶媒可溶性ポリイミド
SPIXAREA®

スピクセリア® NAシリーズは、溶媒可溶型の低誘電接着ポリイミドワニスです。 誘電特性に優れており、低吸水性を示すことから高周波用部材に適しています。熱プレスによって金属と強い接着性を示します。

スピクセリア® NAシリーズの画像

特長

  1. 誘電率と誘電正接が低く伝送損失を低減できるため、次世代の高周波通信用途に使用できます。
  2. 吸水率が低く、吸湿環境下でも誘電特性や電気絶縁性を損ないません。
  3. 金属等の被着体に対し強い接着性を示し、高い耐熱性を有しています。
  4. 塗布して乾燥させるだけで簡単にポリイミドの被膜を形成することができ、貯蔵安定性にも優れます

製品ラインアップと特性

項目 単位 NA001 備考
ワニス特性 粘度 Pa・s ~30 E型 25℃
固形分 wt% ~20 乾燥減量法
溶媒 - 安息香酸メチル -
フィルム特性 ガラス転移温度 192 DSC法
線膨張係数 ppm/℃ 69 TMA法
5%重量減少温度 520 TG/DTA法
引張弾性率 GPa 2.5 JIS K7127
破断強度 MPa 132
破断伸度 170
表面抵抗率 Ω >1015 500V
体積抵抗率 Ω・cm >1017
絶縁破壊電圧 kV/mm 373 JIS C2110
誘電率 - 2.65 @10GHz
誘電正接 - 0.004
吸水率 0.2 25℃24h
基板特性 接着強度 常態 kN/m 1.9 180°剥離試験
300℃はんだ後 kN/m 1.7
はんだ耐熱性 常態 300 フロート,
60秒
吸湿 85℃/85%RH/24hr 300
推奨加工条件 真空プレス
面圧 5MPa
250℃×30min
-
※ フィルム特性は、厚み20um、220℃×1hr 乾燥したフィルムを使用しております。
※ 基板特性は基材に銅箔を使用しております。
※ ご要望により特性値の調整が可能です。

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お問い合わせ先

    技術本部 R&D部 スピクセリア担当

    〒340-0003 埼玉県草加市稲荷5-19-1

    spixarea_info@somar.co.jp