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微生物による原材料や工業製品の腐敗は、それらの姿形、物性、
寿命まで変化させてしまう重大障害となります。 弊社防腐剤「ソマサイドシリーズ」は、これらの障害を優れた抑制・殺菌/防腐効果で 未然に防ぐ工業用薬剤です。
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特長
[1] | 有効成分は非金属系有機化合物で、強い防腐効果を有しています。 |
[2] | 細菌、カビ等、腐敗の原因となる微生物に対して広範囲な抗菌スペクトルを有しています。 |
[3] | 臭気(硫化水素・アミン類・低級脂肪酸等)を発生させる菌の抑制にも有効に作用します。 |
[4] | 対象物の微生物状況を確認し、効果確認試験より、最適な薬剤、添加量をご提案いたします。 |
腐敗による主な障害
・ | 微生物は生育条件さえ整えば少量の栄養源で繁殖し、材料/製品の腐敗トラブルを引き起こします。 | ![]() |
・ | 微生物腐敗が発生すると材料が本来持つ特性が変化し、外観・物性・臭気・pH等に変化が生じます。 | |
・ | そこで材料/製品の品質保持及び、保障をはかる為に、的確な防腐剤の適用/使用が必要となります。 | |
・ | 又、防腐剤の使用による材料/製品の廃棄物量削減は、環境影響の改善に有効です。 |
最適薬剤の選定、推薦添加量の決定
・ | 微生物による腐敗トラブルの対策の為には、問題となる微生物、及び状況を明確にし、最適な薬剤を選定する必要があります |
・ | 長年培った微生物培養技術を用いて原材料・製造工程・製品の微生物調査(菌数・菌種分析)を実施し、腐敗トラブルの実態を明確化します。 |
・ | 薬品の効果確認、又は、薬剤選定試験を実施し、ラインアップの中から最適な薬剤を選定し有効な添加量を確認した上で、常にベストな添加使用条件をご提案いたします。 |
※薬剤選定試験結果(例)
カビに対する効果を、A、B薬剤で濃度1〜250ppmにて確認しました。
薬剤Aは250ppm濃度の添加でもカビの繁殖が確認されますが、薬剤Bにおいては32ppm濃度以上の添加でカビの増殖が見られません。
この結果のように、最適な薬剤を選定する事で、最少添加量で防腐効果を最大限に発揮する薬剤を選定し、現状より大幅なコストダウンを達成する事も可能です。
製品ラインアップと特性
・ | ソマサイド-A1350・・・殺菌効果も併せ持つ防腐剤 |
・ | ソマサイド-A3800・・・安全性、長期間の防腐効果に優れた防腐剤 |
・ | ソマサイド-A6100・・・細菌/カビ、双方に強力な防腐効果を発揮 |
・ | ソマサイド-A6800・・・コストメリットに優れる汎用防腐剤 |
・ | ソマサイド-A7000・・・卓越した防カビ効果を発揮するエマルション型 |
殺菌防腐剤・スライムコントロール剤の製品リストはこちらからダウンロードください。
お問合せ先
環境材料営業部 |